『重水素とトリチウムの社会史』への補足 一覧 重水素・トリチウム 2021.07.192021年9月に発行した本『重水素とトリチウムの社会史 歴史を左右してきた水素のなかま』に収録しきれなかった説明やエピソード,索引,正誤表などを以下に掲載しています.第1章 重水素濃縮の企て始まる中性子が発見される前,同位体はどう理解されていたのか重水素が 1/4500 の割合で含まれると,どうしてわかったのか重水素がD,トリチウムがT と書かれるのはなぜか杉浦兼松のがん研究と重水第2章 重水が軍需物資になる交換反応塔の中で,どのように交換反応が進むのか野口研究所で重水製造の研究を始めたきっかけ ― 田代三郎の回想ハンスギルグとは,いかなる人物か核分裂の研究が公開されなくなるまでの経緯第3章 トリチウムも軍需物資に水爆の原理を最初に思いついたのは日本の萩原篤太郎か?第4章 日本での原子力利用開発と重水第二次大戦後の重水素を用いた研究の新たな展開千谷利三,堀内壽郎,鈴木桃太郎,中谷宇吉郎堀義路の後半生第5章 進む原子力利用と重水素・トリチウムレオ・シラードの人がら前田敏子と小早川美津子第6章 広がる用途,残る課題トリチウム濃度をなぜ 1500Bq/L まで下げるのか索引,正誤表人名索引と事項索引正誤表(訂正箇所のリスト.2021年11月3日以後にお求めの書では修正済です)