重水素とトリチウム重水素が 1/4500 の割合で含まれると,どうしてわかったのか 重水素の存在を初めて確認したH.ユーリーは「水素には1/4500の割合で重水素が含まれているだろう」と指摘した論文を読んだのがきっかけで実験に取りかかり,それを検出するのに成功した.しかし未だ重水素が発見されていないときに,「重水素が1/4500の割合で含まれる」とどうしてわかったのだろうか.その疑問に答える. 2021.08.31重水素とトリチウム
重水素とトリチウム中性子が発見される前、同位体はどう理解されていたのか 『重水素とトリチウムの社会史』第1章第1.1節への補足です。 F.ソディが1913年に「同位体」を見出してから、原子核の構造が次第に明らかになり、やがて J.チャドウィック により中性子が発見されて、今日のような同位体概念が誕生するまでの過程を詳しく述べています。 2021.07.30重水素とトリチウム